AIが日常にやってくる、そんな最初の一歩
先日、グリーエックス株式会社は「あうもんLINE」という新しいサービスをリリースしました。
“あうもん”は、日本最大級の観光メディア「aumo」の公式キャラクターで、 aumoに掲載される様々な店舗の店長さんの頼れるお助けさんになることを目指しています!
そんな”あうもん”が、LINE上でAIの力を使って、 お店のクチコミをもとに売上アップの診断をしたり、 多言語で紹介動画をつくってくれたりするサービスが「あうもんLINE」です。
直感的に使えるこの「あうもんLINE」は、 実は aumo BizというBtoBサービスの未来のかたち を体現するものでもあります。
「AIって、こんなふうに店舗のDX支援に役立てられるんだ」という体験を、 できるだけ気軽に届けたくて、LINEという形で始めました。
🧸 登場キャラ紹介
あうもん :
やさしいAIゆるキャラ。診断も返信も動画作成も、ちょっと不器用だけど一生懸命がんばる。
れなさん :
あうもんの友達。ふんわり癒し系のお姉さんで、みんなに安心感を与えてくれる存在。
けんさん :
あうもんLINEの生みの親で、コードとインフラに日々向き合ってるリアル現場枠。
この“ちょっと先の未来”みたいなサービスが、もう手の中にある実感を届けたい。
そんな想いが、あうもんLINEには込められています。
あうもんLINEは、aumo Bizの“未来のかたち”
「AIがクチコミにいい感じに返信してくれる」
そんな機能を、実はもうaumo Bizで提供しています。
でもそれってどういう体験なのか、AIがあると結局なにが便利なのか、なかなか伝わりづらい。
そこで生まれたのが、あうもんLINEです。
あうもんLINEは、aumo Bizが提供する機能や思想を、LINE上で体験できるプロダクトです。
- 「クチコミ自動返信」機能 を体験することができる
- 自分のお店を設定すると、 店舗のクチコミ診断 をしてくれる
- クチコミ診断をもとに、 多言語で店舗紹介動画のサンプル を作成してくれる
つまり、「あうもんLINE」は AIでできることを見せる だけじゃなく、 aumo Bizというプロダクトの“これから”を、直感的に感じてもらう場 でもあります。
「AIがビジネスの現場で自然に使われる未来」、 その入り口にふさわしい体験を LINEという一番身近なツールで、あうもんが届けてくれるのです。
GREE Xは、AIオリエンテッドな未来にチャレンジします
あうもんLINEのリリースは、単なる“おもしろAIツール”の公開ではありません。
これは、 わたしたちのサービス開発が「AIを前提に設計されるフェーズ」に入ったこと の象徴です。
社内のものづくりの現場では 明らかな変化 が起きています。
- これまで「PoCで試して終わり」だったAIが、 本番運用を前提に設計される ように
- 開発だけでなく、 マーケ・営業・CSまで横断的にAI活用の視点を持ち始めた
- 「この機能にAIを使うべきか?」ではなく、 「AIがいる前提で、どんな新しい体験を作るか?」という設計思考にシフト
そうして生まれたのが、あうもんLINEです。
AIをどこに活かすか?どこに人の温度感を残すか?
体験・価値・コスト感まで踏まえての、プロダクト全体設計。
これはもはや一部の技術検証ではなく、「ものづくりそのもの」になってきています。
今、GREE Xが求めるエンジニア像
「生成AIすごいね」「便利だね」
そう感じたまま立ち止まっていると、今の時代では あっという間に“置いていかれる側” になります。
もちろん、AIツールを使って開発効率を高める、という流れも重要です。
でも、それはもはや 前提 であって、それ自体に特別な価値はありません。
今、本当に問われているのは──
「AIを活かしたサービス設計」ができるかどうか
ユーザー体験の中に、AIをどう“組み込む”かを考えられるか
という、 AIオリエンテッドな世界観を理解した上でのプロダクト開発思考 です。
UXの中にAIが自然に溶け込んでいるか。
過剰でもなく、頼りなさ過ぎでもないか。
人とAIの役割をどう編成するか──その構造設計こそが問われています。
そんな中、エンジニアには今まで以上に プロダクト思考 が求められています。
「何をどう作るか」ではなく、「どんな価値を、どのように届けるか」
そのために、AIをどのように使うのか。
その設計力と判断力が、これからの開発者にとっての“コアスキル”になっていくのです。
AIを“組み込む”だけでは不十分で、 AIを前提にプロダクトを設計できるかどうか が、 これからの時代の決定的な分かれ目になります。
そしてその力は、個人の思想やセンスだけに委ねられるものではありません。
実は、 GREE Xにはそれを実現できる環境が、すでに整っているんです。
aumoという日本有数の環境があるからこそ広がる可能性
わたしたちは、 日本最大級の観光メディアaumoを運営するチーム として、 日々、大量の 読者行動データ と、 実際に利用されている店舗データ を保有しています。
これにより──
- LLMを活用した新しい体験の「種」が日々生まれる
- ユーザーのインサイトに基づいた設計・実験が即座に行える
- 成果が数字やフィードバックで“返ってくる”
という、 AIプロダクトを実践しやすい環境 があります。
あうもんLINE も、まさにその環境から生まれたプロダクトです。
設計、実装、ユーザー検証、そして改善までを 一気通貫で回せるスピード感 は、
この規模の事業会社としては、かなりユニークな強みです。
そして今、わたしたちはこの環境を活かして──
「AIを当たり前に使うプロダクトを、実際に動かせる仲間」 を求めています。
- AIを道具として扱うだけでなく、
- ユーザー体験の中でどこにどう置くかを設計できて、
- 価値を生み出すプロダクトをかたちにできる人
そんなエンジニアと、未来をつくっていきたいと本気で思っています。
一緒に、AIが当たり前の世界をつくりませんか?
AIが組み込まれたサービスが「特別な何か」ではなく、 日常の体験に自然と寄り添う存在 になっていく。
わたしたちは、そんな未来を本気で信じています。
そしてそれを「つくる側」として支えてくれる仲間を探しています。
あうもんLINEは、その第一歩です。
LINE上でのやりとりを通じて、
「お店のことを考えてくれるAIがそばにいる」
そんな体験を、多くの店長さんに届け始めています。
でもこれは、まだほんの始まりに過ぎません。
今この瞬間にも、AIによって“できること”はどんどん広がっています。
でもそれを「ちゃんと届けるプロダクト」にできるかは、わたしたち次第。
だからこそ──
ユーザー体験と技術の間をつなぐ、プロダクト思考のエンジニア が、これからの主役です。
あなたの手で、「AIが当たり前の世界」をつくっていきませんか?
わたしたちは、ここでお待ちしています。